「大地の再生」は造園家の「矢野 智徳(とものり)さん」が始められた活動。
活動というか、手法?研究?なんだろう…?
地中の水脈や空気の流れ、地上の水や空気の流れを総合的に診て、人が手を加えることで土地を健全に戻していく手法。
水脈や風の道だけでなく、植生、地形、地質、人の手による構造物……
あらゆる要素を総合的に診ていく。
いわば大地のお医者さん。
奥が深すぎて、範囲も広すぎて、うまく言い表せないけど。
それでも、一事が万事、というかフラクタルというか、部分が全体をあらわす、小さな働きかけが全体につながっていく、という考え方でもある。
庭の草刈り、剪定の仕方ひとつで庭の環境だけでなく、周囲の環境も元気にすることができる。
すてきな考えじゃないですか?
今回は小豆島の津川さんちを、みんなでお手入れ。
排水マスのお手入れをしたり、(排水マスの泥上げはとても大事らしい)お庭の草を優しく刈ったり。
「優しく」というのがポイント。
風でゆれるところから。
ヤギさんが食べたふうに。
抜いたり、地ぎわから刈ったりしない。草の根っこは土にとっていいものだし、短く刈ると植物は危機感を感じて、がんばって伸びるから。
でも風通しはよく。
木の領域と草の領域は分ける。(たとえばサツキの中にしげっている草は取り除き、サツキの足元はスッキリさせる)
(つづく)